2013年01月01日

主任ケアマネだけあるな

実家の父は要支援2の認定を受けていた。忙しさにかまけてほうっておいたら、有効期限が切れてしまった。サービスを利用していなかったのでケアマネもついていない。家のあまりの惨状に、なんとかせねばということになった。訪問看護師の姉が、「ヘルパーはあてにならない」と言って、ダスキンのホームなんとかっていう、介護保険外のサービスを使うことに決めた。決めたはいいが、ダスキンも年末は忙しく、サービスの導入は年が明けないと無理で、事前の家庭訪問も土日は無理とのことで、失業中の私が平日に実家でダスキンの担当者と話をすることになった。私は家のあまりの汚さに恐縮していたが、ダスキンは「この程度なら介護保険で十分」「もっとひどい家を今までいくつも見てきた」「まずはケアマネに相談したらいい」と、契約に至らなかった。私としては、サービス開始は遅くても、とりあえず契約だけは済ませたいと思っていたのだが、ダスキンがあまりにもケアマネ、ケアマネと言うので、諦めて地域包括に介護保険の申請に行って来た。(もしかしたら、この家は汚いから掃除すればいいというレベルではなく、行政につなげる必要ありと判断されたのかもしれない…実際問題が山積しているのだが…)今回対応してくれたのは、頭の薄くなったおじさんで、「主任ケアマネ」だった。さっさと済ませてしまいたい私は、おじさんがもったりと、う〜んとうなって考え込んだりしているのを、内心「ヘルパー入れてくれればそれでいいんだけど」と思いながら、ちょっとイラついた。前回の申請のときに詳しく話しているのに、また同じことを繰り返さなきゃいけないのも不満だった。おじさんは、「単に掃除を目的にヘルパーを入れるわけにはいかないし、どうしてあげるのが一番いいんだろう」と考え込んでいた。私が担当ケアマネなら、家族の要望を聞いてさっさと訪問介護の手続きを取るところだ。しかし思った。私はこんなふうに利用者の生活を考えてケアプランを立てたことがあっただろうか。まずサービスありきで、しかも家族や本人の言いなりだった。新人だから、まだ仕事に慣れていないからで済ませられることではない。認定調査についておじさんは、「時間がかかっても、自分でいっしょうけんめいやってる人は自立していると判断され、できるけれどもなまくらで他人にやってもらっている人は、介護が必要と判断される。公平とは言えないが、それが現状です。しない人にいくらやっれって言っても無駄だからです。できてないことについては、家族がきちんと調査員に伝えてください」とアドバイスしてくれた。私は利用者や家族に対し、きちんとしたアドバイスなどしたことがなかった。思わぬ認定結果になってようやくアドバイスをするという、「後手後手」を絵に描いたような拙いやり方だった。人の仕事を見ることで気づくことは多い。今さらだが、逃げ出すのが早すぎたと後悔している。しかし一方で、やはり無理だったとも思う。同じ事業所のケアマネはお互いの仕事をほとんど知らない。協力とか助け合いっていうのは言うほど簡単ではないし、手の内をみせることを心よしとしない人が意外と多い。同僚であれ、誰であれ、困っている時に助け合えるには、ある程度心の内をオープンにしないと無理なんだと思った。いい勉強になった。
posted by カイゴのみょんみょん at 16:44| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月13日

望めばきっかけなどいくらでもある

先日ユニフォームを事業所に返却して、ようやく肩の荷が下りた。二度と職員として関わることがないと思うと心から安堵した。退職のきっかけとなったのは保険者とのトラブルだが、退職した今となっては嫌だ嫌だ辞めたいと思いつつ仕事をしていたことが招いた結果とも言える。心のどこかで何かが起きることを望んでいたのかもしれない。何度も引き止めてくれた先輩や同僚には悪いと思うが、ケアマネという仕事自体に無理を感じていたし、なによりも事業所になじめなかった。正職員としていっしょうけんめい職場を盛り上げていた先輩を尊敬しつつも、ついていけない感が最初からあって息苦しかった。皆がてんでバラバラなのに、「みんなわいわいがやがや仲がいい」「何でも聞けるいい雰囲気」を前提にしている事業所と管理者に対し、冷めた気持ちしか持てなかった。先輩や管理者の「母体が大きいからちょっとのことではつぶれない」「地域のため赤字覚悟でやっている。儲けは度外視している」という考えにもうんざりするだけで反論さえする気になれなかった。仕事をしていていいことだってあったし、楽しいと思うこともあった。なのに今思い出すのは嫌なことばかりだ。自分の腰掛け気分を反省するばかりだ。そもそもケアマネなど考えてもいなかったのに、管理者に「やってみないか」と言われ、その気になるなんて、つくづくその場の雰囲気や気分に流される人間なんだなと自分ながらあきれる。最後の日、先輩から言われた。「老婆心から言わせてもらうね。どこへ行っても自分が変らないといっしょだよ」って。そのとおりだと思った。自分を変えずに周りの環境を変えて逃げている。自分では逃げているとは思わず、新しいところで再出発すると勘違いしている。先輩からは学ぶことが多かった。
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2012年11月07日

あえなく退職…

なんか予想外の急激な展開となった。区分変更申請は却下され、私の担当利用者は、保険者からわざわざ電話で変更申請の意味をわかっているのかと尋問されていた。家族は保険者から責められ、申請を取りやめます、支援のままでいいですと言ったそうだ。それに対し保険者は、認定審査会で再審査するので取りやめることはできないと言ったらしい。じゃなんでわざわざ電話すんだ?審査会ではもめにもめて結局支援のまま、事業所の管理者はまたもや呼び出された。再度の認定調査の概況には「担当ケアマネの不服が申請の理由」とされていた。保険年金課はその意味を十分わかったうえでそう書いたそうだ。そして管理者はながながと説教をくらってきた。不服申し立てなんか口の端にのせようものなら、めにものをみせてやる、というわけでひどい報復を受けてしまった。といっても被害者は私ではなく、利用者だが。管理者は「ケアマネの不服が申請の理由なんてはじめて。」(あんた、いったいなにしてくれんの!)でもなぜかニコニコしながら「一緒に乗り切っていきましょう」と言うのでぞくぞくっとした。ダラくさいので、「保険者から、この町でケアマネするなと言われてるのに続けるつもりはありません」と退職を伝えた。さいしょ認定審査会の後にちょっと残れと言われて、不服申し立て云々などと脅しをかけてきたと注意を受けたというのが気になったので、管理者に連絡メモをみせてもらい、わざと「夜電話があったんですか?」と聞いてみた。かまかける必要ゼロやった…管理者は得意げ〜な顔で「その日は認定審査会があったんです!(私委員なのよ!あんた、そんなことしらんかったん?)その後ちょっと話あるって言われたんです」とのことである。ふ〜ん、認定審査会ってそんなこと言うとこやったんか。ところで、学識経験者って、うちの管理者や窓口のヤツか???どうでもいいか。管理者は心配になったのか、なんか行動起こすつもりか?と聞くので、いいえと答えた。なのに、後日慌てたように、退職なんだけど11月いっぱいでお願いときた。今年いっぱいを覚悟してたので助かったけど、なにあせってんだろ?なんにもしないって言ってんだろ。
posted by カイゴのみょんみょん at 12:26| Comment(3) | ケアマネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月06日

いてもいなくてもいいケアマネジャー

変更申請をした利用者さんの認定調査に立ち会った。調査員のたたみかけるような質問(というか、前回の調査票を見ながら「〜ですよね?」と相手に考えさせる時間も与えないような速さで確認する)と「自分でできることは自分でしないと寝たきりになる」立ち上がりに傷みが伴い時間もかかる人がよつばいで移動していることに対し「家の中だけでも歩かないとほんとに何もできなくなる」など、脅して自立を強要する様子に驚いた。遅ればせながら「ああ、世間で言われているのはこれか…」と気づいた。何度か立ち会って、ずいぶん威圧的だなぁとか、敬語を使わないのかとか、自分でできることは自分でするようにって、ちょっと言い過ぎないか?とは思っていたのだが、ここまでひどいのは初めてだった。私への報復、見せしめかもしれないと後になって思った。役場の保険年金課に変更申請に行ったのだが、「因縁をつけにきた」「不服申し立てを考えているなどと言って脅迫した」と、後で事業所に苦情が来たのだ。調査員は同席している息子さんやケアマネの話は聞く気がないようで、それでいて都合の悪いことは早口で利用者を無視してしゃべっていた。認知症がないことを理由に審査会では要介護1を要支援2にしているのに。整容などを当たり前のように「自立ですね」と息子さんに確認していたら、本人が「顔なんか洗ったことない」と言い出し、困惑しながらも「せいぜい2へんほど顔なでる程度や」の本人の言葉にすがって自立にしていた。更衣も本人の「している」の言葉をただ受け入れて「自立」とし、息子さんの「いつもパジャマで、着替えは人が来るときだけや」の言葉に一瞬つまりながらも「それでもとにかく自分でしている」からと言って「自立」にしていた。息子さんが休みのときは介助しているし、調査員が強調する「頻度」でいうと少ない更衣回数のうち自分でできてる回数は少ないのだが。しかし、私はこの調査の間まったく役立たずだった。いてもいなくても変らなかった。私のまずい対応が利用者にとばっちりをくらわせ、その後のフォローもまったくできていない。世間ではケアマネ不要論もでているようだが、これがケアマネの実態ならたしかにこんなものはいらない。これほど無能なケアマネは他にどれだけいるんだろう?
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2012年10月02日

はっきりしているのは他人のせいではないということだ

今日は介護支援専門員基礎研修に行かねばならない。全5日間の後半である。職場を離れることができるので嬉しい。研修の中身がどうであろうが、正当な理由で事業所に丸1日顔を出さなくていいのは助かる。毎朝事業所に足を運ぶことが苦痛でしかたがない。利用者宅へ行く用事があるとホッとする。利用者だけじゃなく、事業所以外のところへ行く用事はどれもほんとにありがたい。役場や医者のところは気が進まないが事業所ほどではない。なんでこんなに自分の事業所が嫌なんだろう?以前ろくでもない特養に勤務していたときも出勤が苦痛だった。最低な職場で最低な仕事をしなければならないのが嫌だった。今もそうなのだろうか?それなら話は簡単なのだが…どうもそうではないようだ。最低だなと思う部分はあるんだが、じゃあ最高の職場なら嬉々として出勤してるか?っていうとそうではないように思う。そもそも最高の職場などというユートピアがあるわけないのだし。つまり、この気分の重さは他人など環境のせいではなく、自分自身の問題なのだと思う。仕事に自信が持てない、すぐにぶれてしまう、仕事にいまひとつ身が入らない、仕事の実態がつかめない、などなどネガティブなことを挙げるときりがない。こんな調子なので、小から大までトラブルが起きる度に右往左往しもたついている。同僚や先輩のアドバイス、ときに非難にいちいち落ち込んだり混乱したり。経験が浅いといえばそれまでだが、こんなにも自信をなくしている状態は久しぶりかもしれない。ケアマネに求められている「関係機関との調整」に問題があることははっきりしている。だが、どういうふうに問題があるのかまではわからない。とりあえず退職は決めているが、問題は解決させたい。
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2012年09月23日

今さらながら、ケアマネできましぇ〜〜ん

8月の最終日曜日をもって私の忙しい日常生活にひとくぎりがついた。ある資格試験のため春頃から猛烈に勉強していた。ほとんど仕事そっちのけであった。歩合制で22件ほど担当していたのだが、うだうだ理屈をこねて難しいケースを外してもらい、7月には17件だけになった。給料は減ったが時間はできた。1日5時間ぐらいは勉強できた。3歳の子どもがいるので、もっぱら早朝と昼の休憩時間(いつも3時間以上はとっていた)を使った。さて、試験が終るとヒマになった。いくらなんでも本業そっちのけはまずいだろうということで介護保険について勉強することにした。今年3月から購読している月刊ケアマネジャーを最新号から順々に読んでいる。(時々パラ読みはしてたがほとんど手付かず)う〜〜ん、実務研修を終え3月にケアマネの仕事を始めたときからきちんと読んでおけばどれほど勉強になったか…どれほど失敗を免れたか…って今さら言ってみても詮無いのだが。なんてったって仕事そっちのけで別のことやってたんだから…ケアマネって仕事は奥が深いのぉ、ありゃ〜こんなにも大変な仕事やったんかいな、こんなにもいろんな知識や能力がないと務まらんもんなんか、って感心してる場合じゃないですな。巻頭カラーページに出てくるケアマネなんてみんな(ここで紹介されるくらいだから当然だが)この仕事に誇りや自信を持っていて、心があったかくて誠実でまっすぐで…私はいっぺんに自信をなくした。自分には務まらん。観念した。契約期間の終了で打ち止めにすることを決意した。ブラボー!ケアマネ!みなさんがっばってください!ちゃちゃはさておき。ケアマネの1日のスケジュールが紹介されているのだが、夜8時9時まで働いている人が多い。どこまでが業務なのか悩むという声も多い。年収ラボなんぞを見ると資格別女性の職業では高所得5位である。平均年収368万円なり。その上が准看護師4位で399万円1、2、3位は薬剤師、看護師、臨床検査技師で475万、470万、446万である。女が稼ぐって、こんな男女平等の時代にあっても相当困難なようだ。ちなみにケアマネは女性が圧倒的に多く8割近くを占める。男なら家庭を気にせず残業などできるのでもっと稼げるのかもしれない。それにしても…ケアマネの能力の有無って判断しがたい。最低限やることやってれば給料はもらえるといえども、いっしょうけんめいやる人は自分の生活を犠牲にしてでもやるだろうし、それでも評価されなかったりして燃え尽きたり…ケアマネってどうやら余ってるみたいだな。私は小さな田舎町で仕事をしているので、客には限りがある。みんな歩合制で30件程度でいいと思ってるのに、管理者と正職員の2人だけが最近新規来ないねぇとか言ってる。新人数人いるし回ってこないのかねぇとか言ってる。プッて笑いそうになるのをこらえるのがつらい。仕事やカネは天から降ってくると思ってんだな。配分があるんじゃ仕方がない。シェアしなきゃな。辞める決意をして間違いはなかった。ぬるま湯は風邪引くし、風邪は万病の元。この年だからこそ気合入れて後の人生を悔いなく生きなきゃ。
posted by カイゴのみょんみょん at 13:16| Comment(2) | ケアマネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

脅迫なんかしてないって!!

管理者から「ちょっといい?」と呼び出された。「昨日役場に変更申請しに行った?」と聞かれた。行ったと答えると、「役場から苦情がきている」とのこと。「あんたんとこのケアマネあれいったいなんや?因縁つけにきた。不服申し立てすると脅迫してきた。あれが専門職のやることか?」ということらしい。寝耳に水だった。窓口の人に親切に対応してもらい、ありがたいと思っていた。管理者からは、一町民として苦情を言いにいっているのとは違う、〇〇の職員であるという自覚を持ってほしい、保険者あっての介護保険だ、と言われた。あんたは自分では全然気づいてないみたいやけど、一旦こうと思ったら、相手が不愉快になるような言い方をしているとも言われた。そのとおりだと思った。まずかったかも…と思うがいつも後の祭りである。手順を踏んでなかったのも確かだ。変更申請しなきゃって、その思いばっかりでいっぱいだった。保険年金課の人がそれほど不愉快に思っていたとまったく気づかなかったのも致命的だった。特養に5年勤務し、利用者さんの気持ちが少しはわかるつもりでいた。顔はニコニコしていても、口ではいいよ〜気にせんといて〜と言ってはいても、本音は違うとわかっていた。なのに、今回のこのザマである。ちょっと仕事に慣れていい気になってたらこうだ。いい気味だ。いい冷や水だった。
ここまでが自己反省。
さて、役場と管理者への罵詈雑言といく。
不服申し立てに対し、脅迫ととらえるその感覚。いったいなんじゃこりゃ〜〜だな。そりゃ町の処分に対して県に訴えるんだから、町としては大変困る。やめてもらいたいだろう。だが、不服申し立てを口にしただけで脅迫されたと事業所にそれこそ因縁つけるその神経なんじゃいな?キャンキャンうるさく吠えただけで噛み付かれたと大騒ぎされてもなぁ〜  因縁つけられたという感覚も私にはちと理解が困難です〜 業者のくせに町に文句言うなんてとんでもない。身の程を知れってことですね。何様ですか?町役場さまさまですな。保険者あっての介護保険だと言い切る管理者。ありゃりゃ。気持ちはわかるがそれを言っちゃおしまいよ…利用者主体じゃなかったっけ?一応表向き…この人いっつも事務所に座ってるだけだから、仕事は町が(保険者)持ってきてくれると本気で信じてるんで無理もないが。社会保険だもん、保険者は決めなきゃいけないし、いるよそりゃもちろん。でもさー、市町村がこの制度作ったか?今でこそ
国民年金は国庫負担が半分あるけど、ちょっと前まで3分の1だったよ。最初から国庫負担が半分もあるのは介護保険ぐらいだよ。あとは保険料と都道府県、市町村の負担だろ?(つまり税金ってことじゃないか!)これで保険者あっての介護保険とはどうよ?私たちは保険者の顔色窺って仕事してますって言ってるんだな。睨まれたら仕事こんやろ?私の〇〇での立場も悪なるやろ?どうしてくれるが?ってことなんだな。そうか。気づかなかった…やっぱり私はアホだった…町のほうもおそらく(いや絶対!)われらがこの介護保険を担ってるんだ!!という意気込みで鼻息が荒いのでしょう。どうどう〜〜ふぅ〜町民として手綱をしっかり握らねば。
posted by カイゴのみょんみょん at 03:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オムツ外し学会IN北陸。やっぱ行ってよかったわ〜

北陸初のオムツ外し学会に行ってきた。1週間ほど前にブリコラージュで知り、急いで申し込んだ。だんなが仕事だったので、ファミリーサポートに子どもを預けての参加だった。凹む出来事があり、気分が恐ろしく沈んでおり、後ろめたい気持ちになった。子どもを他人に預けてまで行くべきか…と、会場近くに来て一瞬行くのをやめて引き返そうかと思った。だが、すぐに思い直して、他人に預けてまで来たのだからしっかり勉強して帰ろうと決意した。オムツ外しと言うくらいだから三好さんはいつも排泄の話をする。ケアマネになって痛感しているのは、現場が全然わからない、書類作成に追われて現場が後回しになっているということだ。特養で5年働いていたというのにその経験が全く生かされていない。ケアマネの仕事は相談援助、関係機関との調整だが、現場を知らずにできることではない。なのに、現場を知ろうともせずそれらの業務をうまくまわそうとしていた。三好さんのいつもの排泄話を聞きながら、やっぱり来てよかったと思った。なによりも、富山型デイケアをやっている阪井由佳子さんの話を聞けたのがよかった。富山便丸出しの素の阪井さんはあまりにも面白く、こんな人もおるんや〜と思えたことがこの研修の一番の収穫である。阪井さんの話は午前と午後の2回あったのだが、午後は「看取り」についてで、始まる前私は正直少し引いていた。感動的な話が苦手なのだ。すごいでしょ?!感動でしょ?!ってのがダメなのだ…
阪井さんの看取りの話はたしかに感動なのだが、静かというか、なんというか…阪井さん自身、あったかくてオレンジ色と言っていたが、そうだ、夕映えみたいなかんじかな。私は秋から冬にかけての夕方4時過ぎのあの黄昏感が好きというか、惹かれるのである。1日が終ってしまうので寂しく、人生の終盤を思わせて、寂しいのだけど幸せなかんじがするのだ。阪井さんの言うあったかいかんじってこんなんかなぁと思った。それと、「死ぬことと生きることっていっしょなんや!」っていう阪井さんの言葉。十数年前、私もまさしくこのことを感じたことがあった。それまではやはり死と生は反対だと思っていた。動かしがたい事実だと思っていた。中学の頃、国語で反対語テストっていうのがあったが、死に対しては生であったように思う。それが正解だったはずだ。だが、その当たり前のことがあやふやになった。死ぬってどういうことで、生きるってどいいうことなのかがはっきりしなくなった。息をしているかしていないかとか簡単なことじゃないか。なのにどうにもわからなくなった。以来わからないで通している。だから、死んだらオシマイとか、命の尊さとか、なにか事件が起きるたびに言われるこれらの言葉には、なにか白々しい思いがあった。昨日の阪井さんの言葉で、同じこと思ってる人がいるんや〜と嬉しかった。
子どもには悪かったけど、やっぱ行ってよかったわ〜〜〜
posted by カイゴのみょんみょん at 02:53| Comment(2) | セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月29日

暑さばかりのせいではありません、このやる気のなさは…

私事の用事も終わり、そろそろ本業のケアマネ業務について本格的に勉強しようと思っている。思ってはいるのだが…毎朝早く起きて介護保険関係の書籍を読んだり、施設などの事業所を積極的に回ったり、インフォーマルな社会資源発掘のため利用者さんのつながりマップを作ってそこを回ってみたり、そういうことには俄然やる気を出しているのだが…今年3月に就職した訪問介護事業所もやってる居宅の事業所がいやでたまらず、事務所にいるとまるで生気を吸い取られたかのようなやる気のなさに襲われる。まず、私のもっとも苦手なエアコンがガンガンかかってて寒い。にもかかわらず電気をつけてないので暗く、何かを書くにもパソコンで作業するにも目が非常に疲れる。以前はガマンできずに電気をつけていたのだが、毎回毎回管理者が暗い中で仕事をしているのを見て、その依怙地さと底知れない考えに心底ウンザリしてしまった。電気をつけないのは節電のためと推測はするのだが、どうもわからぬ……6月に起きた担当利用者さんの火傷事件のことも尾を引いており、何をするにも白々しい思いにとらわれてしまう。事業所では、毎月1回訪問ヘルパー、ケアマネ、事務員を交えて2時間の勉強会をしている。今回は接遇に関する勉強で、私がリーダーに当たっており、1時間が割り当てられいた。それに加えて、ケアマネの事例発表と介護保険クイズも係りに当たっていた。昼過ぎせっせとクイズをホワイトボードに書いていたら、他のケアマネが「なんかきょうの勉強会盛りだくさんでクイズや事例はやる時間ないかもよ」と言うのである。まあ、それならそれでいいかと思い、書くだけ書いておいた。勉強会も少し短くしたらいいのかなと思ったが、先輩はそんな必要はないと言うので、1時間を使った。その後いつもの報告等が終わり、何をするんだろうと思ったら、なんと火傷のとき担当していたヘルパーが事故報告をし、その後管理者が、お湯の温度変化の実験データを配り、やかんに入ったお湯まで配り、「お湯の温度」について長々と話し始めたのである。そして配膳のマニュアルを作成することになったので、みんな意見を言えと言うのである。後でわかったのだが、管理者は温度実験を事務所でやっていたのだ。当事者のヘルパーは針の筵であったろうと思う。この火傷事件については、すでに訪問ヘルパーとケアマネで話し合いがもたれ、@温度は大火傷に至らない温度にする。必ず確認する。A事故後の処理(連絡体制)に問題あり。責任者が誰も状態確認をせず、受診までの5時間放置されていた。そのことが火傷の被害を大きくした。という結論になり、管理者にも伝えてあった。この話し合いをする時点では、管理者は「なんで今頃話し合い?」などと聞いてきたそうだ。管理者は火傷の報告を受け、訪問看護から3時間後にしか行けないが、ヘルパーは退室してよいとの指示を受け、ケアマネにも連絡せず放置したのである。今回の勉強会でのヘルパー吊るし上げは、自分のミスから目を逸らし、ヘルパー個人の責任ということで終らせたかったのは見え見えである。それはだれもがわかっていることなのだ。以前にも同じことがあったそうだ。みんな「あんときとまったくいっしょ」と言っている。それなのにまた同じことが繰り返された。3度目はいつ起こるのだろうか。私は担当ケアマネでありながら、当日まさにヘルパーが報告をするそのときまでそんなことを知らなかった。おたんこなすのボケチクである
posted by カイゴのみょんみょん at 12:01| Comment(0) | ケアマネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月07日

ことの成り行きに大きな不安を感じる

担当する利用者さんが、コーヒーを脚の上にこぼして全治3週間の火傷を負った。
その利用者さんは自分で歩くことができない。上肢は拘縮していて可動域は限られている。コーヒーは訪問ヘルパーが提供したのである。「コーヒーを脚にこぼされ、薄皮がめくれた」と事業所に連絡があったのは12時半ごろ。訪問看護に連絡をすると、「15時半過ぎでないと行けない。ヘルパーは退室してよい」と指示があったらしい。16時に訪問看護師から連絡があり「自分たちが処置するような状態ではない。すぐに受診しなければいけない」と言われ、すぐに皮膚科に行った。私は外回りをしていて、事故のことを知ったのは16時過ぎである。先輩のケアマネが対応してくれていたのだが、その先輩が訪問介護事業所から連絡を受けたのも15時くらいであったらしい。ちなみに同じ事業所である。家族には火傷をして病院に行くとしか説明していないらしい。訪問看護からは「訪問看護に連絡するか、すぐに受診するかケアマネが現場を見て判断しなければいけない」と言われ、ヘルパーの対応についても聞かれた。もしこれが他の事業所であったら、ケアマネへの連絡がこんなにも遅れただろうか?訪問介護に対してこんなにも腫れ物にさわるような対応をケアマネがしただろうか?思うこと、言いたいことはあるが、(先輩ケアマネとこそこそ話し合いはしているが)大きな声で言えない。きちんと言えない。皮膚科の医師からも、受診までずいぶん時間が経ってるけど、その間はなにもしてなかたのかな…?と不審を抱かれた。だが、優しい先生で、すぐに「そんなことは今となってはどうでもいいことだ。ヘルパーさんは自分を責めなくていい」と言ってくれた。今のところ家族からは何も言ってこないが、受診の付き添いのヘルパー代、医療代、処置のための毎日の訪問看護代、すべて利用者負担である。私が家族なら疑問噴出だ。当のヘルパーはどうかわからないが、サービス担当責任者や管理者は(私の勝手な思いだが)この事態をあまり重く見ていないように思える。このままだと同じような失敗をまた繰り返すのではないかと危惧する。
posted by カイゴのみょんみょん at 16:21| Comment(2) | ケアマネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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