2011年09月30日

介護はラクです

昨日は夜勤であった。前回の夜勤のとき、食べの悪い利用者さんがいたので、一旦食事介助を中止し、5分ほど記録を書いていた。最古参の職員がそれを見て、「食事介助が先でしょ。利用者の食事介助もしないで記録書く人なんてほかに誰もいない」と、あきれて物も言えないというような調子で叱られた。その後別の古参職員がやてきて「さっき聞いたんだけど、夜勤者の仕事が何かわかってる?」「記録なんて後の後、全てが終ってからやることでしょ」「食事の後のトイレ誘導は夜勤者の仕事でしょ。日勤者は確かに早く来て手伝ってくれるけど、本当は夜勤者の仕事。やってくれてるからって甘えてないで自分からやろうと思わないの?」と言われた。私はこの施設に異動してきてそろそろ1年になるが、朝食後のトイレ誘導が夜勤者の仕事とは今の今まで知らなかった。日勤者は確かに早く来てトイレ誘導を手伝ってくれるが、(施設側がどれほど巧みに言い繕おうと、これは強制です)そのことに対しても、なぜ食べ終った直後の人をすぐにトイレに連れて行き、パット交換をして(トイレに行くのはそのためです。排尿を促すとか、そういう考えはないです。なので1〜2分座っていれば排尿のある人でも、便座にお尻がタッチするかしないかで立たせてしまいます)利用者によってはすぐに寝かせるのだろう、なぜそんなことのために早く来なければいけないんだろうと思っていた。そうしないと「まわらないから」らしい。7時半に朝食が始まり、12〜13人の人が食べ終わると口腔ケアやトイレ誘導をするのだが、これが夜勤者の仕事ということは、早番と二人でやっても1時間近くかかる。しかもホールには必ず人がいなければならない。日勤者が早く出勤しないとできないのだ。施設側は「早く来てくれて助かる」「あくまでも自主的な参加を促す」と言うが、私は指導ヤローから「早く来い」と言われたよ。皆がまるで機械のように業務をこなしているのを見て、嫌な気分だった。だが、皆のほうは私がトイレ誘導などの「大変な仕事」をせずにテーブルを拭いたり、記録を書いたりしているのが、気に入らなかったようだ。さぼっていると思われていたようだ。実はそれもあるのだが…てへへ。今日みなの真似をしてどんどん業務を片付けていったらすごくラクだった。尿意があるのか、今行きたいのか、そんなこと全くおかまいなしに、物を片付けるように利用者のケアをしたらすごくラクだった。こりゃ5年、10ねんと仕事を続けているヤツが多いはずだ。やっぱ同じことをやってみないとダメだね。このラクさがよくわかった。
posted by カイゴのみょんみょん at 21:27| Comment(5) | 介護職員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月27日

ハンコとサインさえもらえばそれでよし!

面会に来た家族の方に機能訓練に関する書類へのサインと捺印をお願いした際、「これなんですか?」と聞かれた。当たり前だ。説明も無しにいきなりサインしろ、ハンコ押せと言われたら困惑する。(ろくに読みもしないでサインや捺印する家族も多いのだが)私たち介護職員は、というか施設で働く人間はそこのところが全くわかっていないボンクラである。そもそも「しなければならないこと」は説明することや同意をもらうことであって、サインや捺印ではない。なのに、家族が来たら忘れずに書類にサインとハンコをもらえと、うるさく言われている。法令遵守といったところで、その法令のなんたるかを全く理解していないのだから話にならない。私はよくハンコやサインをもらうのを忘れる。ベテランからは、フロアの責任者にまかせっきりではなく、家族が来たらサインやハンコのいる書類がないかきちんと確認すること、と言われている。同じ時期に別の施設から異動してきたある職員と、なんかここハンコやサインもらう書類多いよね、それになんかすぐ忘れるけどなんでだろう?って話していて、二人同時に気づいた。この施設では、サービス担当者会議をしないのだ。もちろん家族にも知らせない。そもそも家族から説明を求められた機能訓練の書類は、以前いた施設では、家族が会議に出席できないときのみ、介護職員が預かり、面会のときにサインなどをもらっていたのだ。だからあまり馴染みがなかったのだ。それと控えがないのも気になった。わけわかんない書類にサインとハンコだけして、控えがないってのは不安だと思うが…1月の監査のときは、ハンコを家まで行ってもらってこいだの、どうしても無理ならハンコ買って来て押せだの言われ、空恐ろしくなった。ケアプランの希望も聞かず、会議のお知らせもせず、もちろん会議もせず、したことにして書類を書いて、ハンコとサインだけは何がなんでももらってこい!とはなんなんだろうこの施設は。たしかあの時はフロアの責任者がサインして、ハンコは事務所で預かってるものを押したんだったな…ロシヤの殺し屋よりおそろしや〜〜
posted by カイゴのみょんみょん at 20:35| Comment(2) | 介護施設 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月25日

しゃべっていいこと、だめなこと

昨日の夜勤のとき、利用者さんがある職員のプライベートなことを話題にされた。私が知っている事実とは違っていたので、はてな?と思った。その方は認知症ではないのだが、利用者さんというのは、ときに(というか、しばしば)爆笑するようなとんでもない勘違いや思い違い、思い込みをしていることがあるので、その話もその類だろうと思い、違いますよ〜、他の人と勘違いしてるんじゃないですか〜?と笑って応えた。だが、その方は「あんた知らんかったがか?みんな知ってるよ」と言うのだ。本人が言ってたの?って聞くと、「まさか、本人が言うかいね。他の人に聞いたんや」とのこと。男?と聞くと「そんなこと言うのは女に決まっとるやろ。〇〇さんも〇〇さんも言うとった」と言うではないか。はたしてどこまで事実なのか…内容が内容だけに、真偽はともかく、利用者が職員のそのようなプライベートなことを知っているというのはよくないのではないかと思った。年配者をたしなめるのは気が引けたが、他の人(他の利用者や職員、自分の家族など)にも言うと困るので、あんましそういうことは他の人に言わないほうがいいですよと言うと、「私かてバカやなし、だれかれに言うとるわけやない」と言ってくれたのだが…。この方は他の利用者や職員とよく話をしており、いろんなことを知っている。職員は無邪気に自分のことを話すようだが、その方はそれを利用者や他の職員にも話す。当たり障りのないことであれば、別にどうってことはないんだが、しゃべった職員にしてみれば、まさか他の人に筒抜けとは思いもしないようだ。問題は他の利用者のプライベート情報である。これをこの方はよく知っているのだ。「〇〇さん、15回もトイレ行くんやろ?私そこまでひどないわ。あの人ボケとるがやない?」とか言うのだ。トイレの回数など、職員が言わなければわかるはずがないのだ。こんなこと、他の利用者に言うべきことではない。だが、このことを全く理解していないのがいわゆるベテラン職員である。無邪気なほど何でも話す。いつかとんでもない事態を引き起こしそうだ…
posted by カイゴのみょんみょん at 18:47| Comment(0) | 介護職員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

介護職員による介護部長のための催物

先日敬老会の催物があった。この施設に異動してきてそろそろ1年、その間クリスマス会だ、新年会だ、ひな祭り会だ、新人職員お披露目会だと、いろいろあった。いつもなにか違和感を感じていた。それが先日の敬老会ではっきりとわかった。身内だけで盛り上がっている自己満足行事であることは間違いないのだが、それ以上に感じるのは、利用者のための行事ではなく、施設のおえらいさんのための行事であるということだ。先日の敬老会では、主任相談員が出し物の係りに当たっており、「明日があるさ」の替え歌を歌っていたのだが、介護部長をネタにしたもので、職員にはウケるだろうが、利用者や家族にとってはそれほど面白いものではない。というか、何が面白いのかわからない。しかも歌の前に、ご家族の方ようこそいらっしゃいましたと挨拶しており、利用者などハナッから眼中にない様子。ひな祭り会のときには、介護部長がお気に入りの男性職員とデュエットしたのだが、そのときの司会者の紹介が、大物コンビの登場です!だった。お気に入りの男性職員のほうは、10年選手のベテランで、幅を利かせているのでそういう表現になったのだろうが、利用者や家族を完全に無視している。敬老会当日は、朝礼で、利用者の爪をちゃんと切っておくように、言葉や笑顔の少ない職員がいるとの指摘があったので気をつけるようにと念を押された。介護部長は、利用者よりも家族に向けたサービスであるとはっきり言っている。家族からよい評価をもらいたい介護部長と、介護部長からよい評価をもらいたい職員。利用者不在も甚だしい。介護保険の理念は利用者主体。この諧謔がわかるだろうか、お偉いさん方。
posted by カイゴのみょんみょん at 18:04| Comment(0) | 介護施設 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月12日

施設の存在意義

男性利用者Tさんの奥さんは月に何回か面会に来る。お菓子や果物を持ってきて、Tさんの隣に座って30分ほど過ごす。奥さんは職員が側にいるとなにやかやと話しかけてくる。昨日も記録を書いていた私に話しかけてきたので、手を止めて相手をした。奥さんは「うちのお父さんこんなにいいのにしてもらってほんとにありがたい」と何度も礼を言う。Tさんは要介護度が低く、食事は自分で食べられるし、トイレや更衣、整容などは見守りで十分なのだ。歩行も自立しており転倒歴もない。問題行動もなく、穏やかな性格だ。私は内心うちでも見られるのに…と思っていた。奥さんは「近所で、うちのお父さんがここ入っとること知っとる人がおって、Tさんいいわ〜って言うんや」「みんなじいちゃんばあちゃんを入れたいがやけど、どこも空いてないんや」「うちはほんと助かっとる」「ほんとにありがたい」と言うのだ。私はこのブログで自分の勤務する施設をボロクソにこき下ろしている。そんな最低の施設を奥さんは「よくしてもらってありがたい」と言うのだ。複雑な気持だ。奥さんは介護から解放され、自分の時間を持つこともでき、生活は楽になったことと思う。そのこと自体はよいと思う。だが、手のかかるTさんであっても施設に入所したことで、奥さんは寂しいのではないか。話し相手がいなくつまらないのではないか。話の止まらない奥さんに相槌を打ちながら思った。奥さんが「また来るね」と席を立ち歩き出すと、Tさんも追いかけて行った。Tさんに付き添いエレベーターまで見送った。Tさんは奥さんが「帰る」ことが理解できていないようだった。それでも私がやんわり制止すると、エレベーターに乗り込むことはせず手を振って見送った。奥さんが帰った直後、もう今のことは忘れているようだった。
posted by カイゴのみょんみょん at 08:48| Comment(0) | ご利用者様 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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