2012年01月24日

何がほんとで何がウソなんだか…

退職までの2週間余り、針のむしろかと覚悟をしていたのだが、意に反して平穏だった。というか、介護部長はまるで触らぬ神にたたり無しと言わんばかりに、私を無視していた。退職のゴタゴタなどなかったかのような態度だった。施設長は元々館内で見かけることなどめったになかったので何の問題もなかった。たかだか50〜60人ほどの従業員数の職場で、これほど姿を見せないトップは珍しい。もしかしたら、福祉現場では普通なのかもしれないけど…介護部長がそんな調子なので、他の職員もまるで腫れ物にさわるかのような態度だった。
ケアプラン(施設介護サービス計画)の作成は、ずいぶん前から嫌気がさしていて提出するのをやめていた。誰からも何も言われないのが不審であったが、もうどうでもいいかんじだったので、放っておいた。さすがに退職となると(監査が近いこともあるが。なにせ監査のためだけに記録をしているようなものなので)あれも出せ、これも出せと催促された。内容はデタラメなくせに、手続きだけは多くてほんとうにウンザリくるのだ。しかも、私に書類の催促をするという、嫌な役を、嫌と言えない、やさしい職員に押しつけている。私はその人がなーんも悪くないことを知っていたが、八つ当たりで、「ウソの記録は、△△さんのケアマネとしての命令ですか」などと言って困らせていた。3ヶ月に一度のモニタリングのときまで会議を開催していることにしているので、本当に面倒くさく、たまりにたまっていたのでなかなか出せないでいた。とうとうフロアの責任者から「△△さんから出すように言われてますよね!辞めるまでには出して下さいよ!いつ出せますか!!」と言われた。△△さんに嫌な役回りを押し付けているのはこの責任者なのだが…ところが、こんなことを言っていたのに、翌々日あたり突然、「とにかく今ある分だけでいいんで出して。直してなくてもいいし、書いたとこまででいいし」などと提出を催促されて、とにかく出してそれっきりとなった。
最後の夜勤のとき、機能訓練士が作成している書類(家族のサインとハンコをもらう正式なもの)を読んでいて気づいた。全てが虚偽の記録だった。ここでもPTや家族が参加したことにして書類のみそろえていたのだ。機能訓練士は如才なく、勤務している介護士の名前を書いていたが、誰が担当かまでは知らないのか(そんなことはどうでもいいのか)なぜこの人がこの利用者の会議に?と思うようなデタラメぶりだった。だから気づいたのだが。なんかもう何がほんとで何がウソなのかわからない。ウソもあまりにつき続けるとウソをついているという感覚がなくなってくるのだろう。
最後は夜勤明けであったが、職場を去るときに何の感慨もなかった。薄ら寒いだけであった。
posted by カイゴのみょんみょん at 20:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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