2012年12月13日

望めばきっかけなどいくらでもある

先日ユニフォームを事業所に返却して、ようやく肩の荷が下りた。二度と職員として関わることがないと思うと心から安堵した。退職のきっかけとなったのは保険者とのトラブルだが、退職した今となっては嫌だ嫌だ辞めたいと思いつつ仕事をしていたことが招いた結果とも言える。心のどこかで何かが起きることを望んでいたのかもしれない。何度も引き止めてくれた先輩や同僚には悪いと思うが、ケアマネという仕事自体に無理を感じていたし、なによりも事業所になじめなかった。正職員としていっしょうけんめい職場を盛り上げていた先輩を尊敬しつつも、ついていけない感が最初からあって息苦しかった。皆がてんでバラバラなのに、「みんなわいわいがやがや仲がいい」「何でも聞けるいい雰囲気」を前提にしている事業所と管理者に対し、冷めた気持ちしか持てなかった。先輩や管理者の「母体が大きいからちょっとのことではつぶれない」「地域のため赤字覚悟でやっている。儲けは度外視している」という考えにもうんざりするだけで反論さえする気になれなかった。仕事をしていていいことだってあったし、楽しいと思うこともあった。なのに今思い出すのは嫌なことばかりだ。自分の腰掛け気分を反省するばかりだ。そもそもケアマネなど考えてもいなかったのに、管理者に「やってみないか」と言われ、その気になるなんて、つくづくその場の雰囲気や気分に流される人間なんだなと自分ながらあきれる。最後の日、先輩から言われた。「老婆心から言わせてもらうね。どこへ行っても自分が変らないといっしょだよ」って。そのとおりだと思った。自分を変えずに周りの環境を変えて逃げている。自分では逃げているとは思わず、新しいところで再出発すると勘違いしている。先輩からは学ぶことが多かった。
posted by カイゴのみょんみょん at 10:27| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何か後ろ向きのような文面ですが、社労士も資格も取ったことだし、まだ先は長いのでお仕事頑張って下さいね。最低最悪に近い特養で働いていますが、好きとか嫌いとかの前に、痴呆の親の生活費を稼ぐために働きに行ってます。もっと良い施設もあるのかもしれませんが、諸事情から今のところでよいと判断しています。入所しているご老人達は、このような劣悪なる環境で最期を迎えなければならないのかと同情するばかりです。世の中綺麗事では生きて行けません。
Posted by りんご at 2012年12月14日 23:17
りんごさん、いつもブログを読んでいただきありがとうございます。凹んでいてパソコンさえろくに開けてなかったです。年が明けちゃったので、とりあえずおめでとうございます。「世の中綺麗ごとでは生きていけない」ほんとにその通りです。ツライとすぐに逃げ出す私には寒風のように厳しい言葉ですが…りんごさんの言うとおり、生活費を稼ぐのにしのごの言ってられないのが現実です。自分自分で相手が見えてないのは、なんのかんの言ってだんなに養われているからかとも思います。
今月7日からマックの主婦クルーとして働く予定です。過労死・名ばかり管理職のマックです。10年間保育・介護の福祉業界だったので久しぶりに別の業界を覗いてみたくなったのです。マックは広き門が常時開けっ放しという点で介護業界と似ています。仕事内容を誰も「専門職」と思っていないところが大きな違いです。世間の人が「誰でもできる仕事」と思っているところは同じです。社労士の実務研修を終え、開業するつもりですが、当分は二足のわらじでいく予定です。りんごさん、今後もよろしくお願いします
Posted by みょんみょん at 2013年01月01日 16:02
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。