2012年05月29日

異名をとるほどの凄腕ケアマネにならねば

だんなはしょっちゅう日刊ゲンダイだの中日スポーツだのを買ってくる。自分で捨てないなら買うなと口やかましく言ってあるが、効果はない。くやしいので時々読んでいる。こないだ便所で気になる記事をみつけた。(便所で読んでたわけではない。子どものおまるが置いてあるので、その下にしいてある)
見出しは「平場の重さん逮捕」81歳の大物スリ師・計46回服役である。「平場」とは、繁華街などを指すそうで、重さんは、一般にスリの現場になりやすい電車などの乗り物ではなく、繁華街でスリを繰り返していたことから捜査員の間でこのように呼ばれていたようだ。10代でスリを始めた重さんは、過去20回以上も窃盗容疑で逮捕され、今年2月の出所後は体調を崩していたがさいきんになって回復、またもや犯行に及んだということだ。他にも最近逮捕された異名付きのスリが紹介されている。

・エンコヅケのマツ(58歳・男)指(エンコ)でサイフの感触を確かめ、内ポケットから抜き取るのが常套手段。
・声かけのタマちゃん(69歳・女)標的に話しかけ、隙を見て金品を盗む
・ブランコの金(82歳・男)電車内のフックにかかった衣類から金品を盗む「ブランコスリ」
・ケッパーの梅じい(81歳・男)ズボンの後ろポケットからサイフを抜き取るのが得意技
・デパ地下のさと婆(79・女)百貨店の地下食品売り場専門
みんな現役でがんばっておられる。いやいや、けっしてスリをほめてるわけではない。「現役でがんばっている」「己の才覚ひとつで身を立てている」「生活保護など頼ってない」というところがすごいと思う。もっともお縄になれば税金で食わせてもらうことになるのだが…しかし、こういう人たち見ると思う。私には異名を取るほどの特技があるだろうか。ショート獲得にかけてはぴか一のケアマネとか、ヘルパー説得ならこいつの他にいないとか言われるようにならないと、ケアマネも一人前とはいえない。
posted by カイゴのみょんみょん at 09:16| Comment(0) | ケアマネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月25日

一番ツライのは誰だ?

先日担当者会議があった。私の担当利用者さんであったが、地域包括のセンター長も参加するちょっと困難なケースだったので、先輩ケアマネが全てを取り仕切ってくれた。私は今後の勉強のためと思い熱心に傾聴していた。そのなかで、家族と介護者の意見がぶつかることがあった。意見というか、思いなのだが。家族は何度も同じことを訴える認知症の利用者さんを「本人は誰にも迷惑をかけてないって言う。全然わかってない。」と言い、それに対して介護者は「迷惑をかけてることがわからないのがこの病気。たとえ忘れてもそのときは本人が一番苦しい思いをしてるのだ」と言う。家族は納得できない様子で、結局「もういいです。わかりました」と、わかってもらえないことにあきらめたような返事をされた。私は口出ししたくてたまらなかったが、しゃべり始めると止まらない危険もあったし、先輩の面目をつぶすわけにもいかなかったので、がまんしていた。介護者がどういうつもりで言ってるかはわからないけど「本人がいちばんツライ」って言葉は、家族にとっては一番ツライ言葉だと思う。『息子介護』の著者、鈴木宏康さんが、その著書のなかで書いている。今まで介護をしてきて一番嫌いな言葉があるんです。病院に行っても施設に行っても必ず言うんです。「本人が一番大変。一番かわいそう」こんなこと言うマニュアルがあるのかなと思いましたよ。自分は、認知症の人を介護してる看護師やヘルパーのほうが一番大変だと思いますよ。って。ケアマネやヘルパーだって、もしプライベートな時間に利用者からガンガン電話があって、何度も同じこと訴えられたら「本人が一番かわいそう」なんて、いい人ぶったこと言えないよ。私は事務所で留守番してるときでも腹が立つ。「私が一番かわいそう!」これ本音でしょう。
posted by カイゴのみょんみょん at 21:14| Comment(0) | ケアマネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月14日

早くも壁にぶつかる

もう壁に突き当たった…まだ一人前に仕事ができないのに…
というか半人前ゆえの壁なのかもしれないが。
私が勤務する事業所は訪問介護事業もやっていて、同じフロアで机を並べている。電話番号も同じである。かけてくる人にとっては、訪問介護事業所にかけたら居宅ケアマネが電話を取り、居宅介護に電話をかけたら訪問介護の担当者が電話を取るということがよくある。わかっている人はわかっているからわかるのだろうけど、わかってない人はよくわからないけどいいか、というかんじなのだろうか。同じように二つの事業を行っているところからの電話を自分が受けるときはまだ混乱してしまう。訪問看護からの電話なので、ケアマネあてだろうと思っていたら、居宅介護支援もやってるので、ケアマネ(看護師)が訪問介護のことで電話をかけているのである。今にわかるようになる、慣れたらわかると先輩に言われたが、確かに私は慣れればわかるようになると思う。だが、利用者やその家族はずーっとわからないままなのではないか。わからないからサービスをキャンセルするときなど、直接サービス事業所に言えばいいのかケアマネに言えばいいのか迷うのではないだろうか。訪問介護に電話したらたまたまケアマネが出て、わかりましたよ〜と返事すれば、??と思いつつも、ケアマネに言えばいいのか…と思うだろうし。それに、なによりも訪問介護のヘルパーやサ責(サービス担当責任者)との関係がうまくつかめない。訪問介護サービスは当然同じ事業所のものを使う。利用者に要望を聞くまでもない。利用者は特に希望もないか、ケアマネと同じとこなら便利でいいと思っているかもしれない。ヘルパーは困ったことがあったり、判断に迷うことがあったりすると事業所に連絡してくる。それを受けたサ責が、ケアマネ業務に関することだろうと医療的な判断に関することだろうとなんでもケアマネに投げてくる。ケアマネがすぐそこにいるからだ。どこの事業所でも同じなのだろうか。私はケアマネをしながら訪問介護もやるので、そのことで疑問に思ったことを聞くと、ケアマネからこんなことを言われた、これはサ責のやるべき仕事なのかと他のケアマネに相談したりする。きちんと伝わっていなかったということだが、同じ事業所だからこんなことが起きるのか…先輩からは、全く別の事業所と思ってやらないとダメだと言われるが、当然のようにサービスに入れながら、机を並べながら、そんな器用なことができるものだろうか?他の人たちはできているのか?
posted by カイゴのみょんみょん at 09:45| Comment(2) | ケアマネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月01日

在宅ってなんのため?誰のため?

この1ヶ月間、居宅介護のケアマネ及び訪問ヘルパーとして在宅支援にかかわって思うことがある。介護保険制度では、要介護状態になっても住みなれた地域で、家庭生活を送ることができるというのが目的みたいになっている。美しい理念であると思う。でも住み慣れた地域って?家庭生活って?っと思わざるを得ない現実がある。私が担当している区域は郡部にある町で、昔から住んでいる在所の農家の人たちと、新しく移住してきた人たちが入り混じっている。新しい住民たちの人間関係が希薄なのは想像通りであるが(家族も近所などの他人も)昔からの人たちも変らないのだ。私が小さかった頃とは、田舎であってもすっかり変ってしまったのである。なのにそのことを認めていないというか、わかっていないというか、自分勝手な田舎賛美をしている人がいる。おじいちゃん、おばあちゃんを施設に入れていない、介護サービスを利用していない=「家でみている」とするのである。あの状態でよくみているといったかんじだ。「家にいる」ことが「(家族は)ちゃんとみている」ことになるのだろうか。施設に入れることが介護放棄や見捨てるということなのだろうか。在宅重視でいくということは、コストダウンが本当の理由であったとしても、「本人の思いや希望」が前提にはあるはずである。だが、本当のところ、家族はどう思っているのだろうか。ただなら施設に入れたいのだろうか?なぜこんなふうに思うかというと、在宅老人たちに対する家族の無関心さに正直驚いているからである。「家にいる」のは老人たちの心身の状態をわかっておらず、生活が崩れてきているのに、そのことに気づかなかったり気づいてはいるけれど自分のことに忙しくてつい後回しになっているからではないのか。そして介護サービスが介入してもやはり無関心なのである。ただ同じ屋根の下にいるだけ、というかんじがする。独居、核家族というと、孤独で寂しいというイメージがあるが、大家族であってもそれは変らず、むしろいっしょにいながら心は全く通わない分、薄ら寒い。以前、独居老人よりも家族と同居している老人のほうが自殺率は高いということを聞き、訝しんだが、なんとなくわかる気がした…実際、独居の人より家族と同居してる老人のほうがよほど気の毒に感じる。なんでって、介護保険じゃ家族はインフォーマル資源として「使える」と思われているからサービスが制限されてしまうのだ。退職年金とかもらってる独身独居老人はサービスけっこう手厚いぞ…
posted by カイゴのみょんみょん at 19:52| Comment(0) | ケアマネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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